会社員なら安心。
昔の私は、そう思っていた。
でも今は違う。
「収入の柱は3本あるといい。」
昔、ある女性起業家さんが話していた言葉だ。
当時の私は、「そんな考え方もあるんだ」くらいにしか思っていなかった。
でも今なら、その意味がよく分かる。
私は、収入の柱を3本持つことは、お金を増やすためだけではなく、
”人生の選択肢を増やすため”だと思っている。
「お金をどう使うか」しか考えていなかった頃
若い頃は、洋服に旅行、アフタヌーンティー…。
好きと思ったものには惜しみなくお金を使ってきた。
洋服だけでも、振り返ればトータル1,000万円近く使っていると思う。
今考えると少し恐ろしい金額だ。
もちろん、その経験を後悔しているわけではない。
実際に体験したからこそ得られた価値や、人を見る目、物を選ぶ基準は今の私を作っている。
でも、一つだけ反省していることがある。
当時の私は、
「お金をどう使うか」
ばかり考えていて、
「お金をどう育てるか」
という発想を持っていなかった。
本業で働き、給料をもらい、その中で生活する。
それが当たり前だった。
もしあの頃、「収入源を一つに依存しない」という考え方を知っていたら、
人生の選択肢はもっと広がっていたかもしれない。
投資はギャンブルだと思っていた
今でこそ投資は身近になった。
でも、私が社会人になりたての頃は、
「投資=ギャンブル」
というイメージが強かった。
だから手を出さなかった。
その代わり貯金はしていた。
しかし、少し貯まると大きな買い物をする。
そんなことの繰り返しだった。
積立NISAを始めて感じたのは、
投資とは短期間で一攫千金を狙うものではなく、
時間を味方につけて資産を育てる考え方
なのかもしれないということだった。
投資を始めたころは、毎日サイトを覗いては一喜一憂していた。
面白いもので最初はマイナスになることも多かった。
でも、覗くこともやめ忘れたころにサイトを開いたら、そこそこいい額になっていた。
そして、その増えた分を見てにんまりして買い物をしてしまった過去がある。
今振り返れば、
「あの時、そのまま育てていたらどうなっていただろう」
と思うこともある。
子どもが生まれて価値観が変わった
子どもが生まれるまでは、
「自分が困らなければいい」
という考えが強かった。
でも、子どもが生まれて価値観は大きく変わった。
子どもを育てる責任がある。
できることなら、いろいろな経験もさせてあげたい。
さらに、ライフステージが変わることで、
今まで通りの働き方がずっと続けられるとは限らない、
という現実にも気づいた。
人生は何が起こるかわからない。
病気になるかもしれない。
家族の事情で働き方を変える日が来るかもしれない。
だから私は、
本業以外の収入は「あればいい」のではなく、
「あった方がいい」
と思うようになった。
副業で何度も失敗した
実は10年ほど前、
アメブロでアフィリエイトをしているOLさんが数百万円売り上げていることを知り、
「私にもできるかもしれない」
と思って挑戦したことがある。
でも、結果は全く成果が出なかった。
副業って難しい。
自分には向いていないのかもしれない。
何度もそう思った。
その後も、副業で成果を出している人を見るたびに羨ましく思いながら、
「これは特別な人だけの世界なのかもしれない」
と半ば諦めていた。
しかし、子どもが年中になり、小学校を現実的に考えるようになった今、
もう一度、副業と向き合いたいと思った。
副業で収入を得られるようになれば、
働き方の選択肢を広げられる。
そして何より、
「本業だけに頼らなくてもいいかもしれない」
という精神的な安心につながると思ったからだ。
収入の柱は3本あるといいと思う理由
本業が必要な理由
本業は「安心を支える柱」だと思っている。
一般的には、収入だけでなく雇用形態も社会的信用に影響すると言われる。
実際、7年ほど前に副業で数百万円稼いでいたブロガーさんが、
「住宅ローンを組む際、副業収入はほとんど評価されなかった」と話していたのを覚えている。
もちろん状況によって異なるが、会社員には毎月決まった日に給与が支払われる安心感がある。
さらに、雇用保険や育児休業給付金など、万が一の際に支えとなる制度もある。
私自身、会社員だったからこそ安心して育休を取得することができた。
だから私は、本業は収入源というだけでなく、人生の土台となる柱だと思っている。
投資が必要な理由
私は、投資は「未来を育てる柱」だと思っている。
昔は銀行に預けておくだけで資産が増えた時代もあったと言われる。
しかし現在は、低金利や物価上昇の影響もあり、現金を銀行に置いているだけでは実質的なお金の価値が目減りするという考え方もある。
もちろん、生活防衛資金として一定の現金は必要だ。
だから私は、「すべてを投資に回す」のではなく、「余剰資金を長期目線で育てる」という考え方を大切にしている。
リスクはある。
それでも、時間を味方につけることで、将来の資産形成につながる可能性は大きいと思っている。
副業が必要な理由
私は、副業は「人生の選択肢を増やす柱」だと思っている。
自分の力でお金を生み出せるようになることは、自信につながる。
そして、その経験そのものが、自分の資産になる。
人生100年時代と言われる一方で、会社員として働ける期間には限りがある。
また、病気や家庭の事情などで、働き方を変えなければならない日が来るかもしれない。
そんな時、「自分で稼ぐ力」があることは、大きな安心につながると思っている。
お金は生きていくために欠かせないツールだ。
副業は単に収入を増やす手段ではなく、「自分で稼ぐ力」という一生ものの資産を育てるものだと考えている。
だから私は、収入の柱は3本あるといいと思っている。
本業は、今の生活を支える柱
投資は、未来の自分を支える柱
副業は、人生の選択肢を広げる柱
昔の私は、「お金をどう使うか」ばかり考えていた。
今の私は、「人生の選択肢を増やすために、お金をどう育てるか」を考えている。
どれか一つで大きく成功することが目的ではない。
本業・投資・副業という3本の柱を、自分のペースで少しずつ育てていく。
それが、将来への安心につながり、家族との時間や、自分らしい働き方を守ることにつながると私は信じている。
未来の自分と、
家族の選択肢を増やすために。
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